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請求の作業は、毎月同じ手順のはずなのに、途中で手が止まると「どこまで済んだか」が分からなくなります。
この記事では、私たちが放課後等デイサービスの事業所のために作った、請求のチェックリストの中身を紹介します。
読み手は、請求の事務を担っている管理者や事務の方です。
書類が多く、月初に期限が3つ続く
この事業所の請求で、チェックリストに出てくる書類は15種類です。
利用表・欠席記録・実績・明細書・保護者への請求書と、作る順番にも決まりがあります。
書類が多いぶん、漏れや遅れが起きやすい作業でした。
さらに、月初に期限が3つ続きます。
- 3日まで:利用者負担額一覧をFAXで送る
- 4日まで:仮の提出をする
- 5日まで:上限額管理結果票をFAXで送る
工程は、書類の流れの順に11段階に分けた
請求の作業を、差し戻しの対応も含めて、次の11段階に分けました。
- 書類の用意
- 利用表と欠席記録の日付の照合
- 実績の作成
- 明細の作成
- 実績と明細の印刷
- 利用者負担額一覧の印刷とFAX(3日まで)
- 都道府県別の集計・請求合計・支払済の一覧と、金額の照合
- 利用料金表と保護者への請求書の作成、仮の提出(4日まで)
- 上限額管理結果票のFAX(5日まで)
- 差し戻しの修正
- 書類の再確認と送信
段階の中は、さらに1つずつの作業に分けています。
たとえば実績の作成は、利用時間・送迎・延長時間・算定時間・加算の日・イベントの参加を、1項目ずつ確かめる形です。
各項目は「未完了」「作業中」「完了」の3つの状態を、色と記号と文字で見分けられます。
間違えやすい所は、項目の横に一言で書いておく
順番を並べるだけでは、毎月同じ所でつまずきます。
そこで、間違えやすい所には、項目のすぐ横に短い注意書きを添えました。
- 利用時間と算定時間は、個別支援計画書の別紙に載っている時間でしか請求できない
- 延長時間は、区分を取り違えやすい
- 請求合計は、支払済の一覧と金額を照合するまで印刷しない
- 保護者への請求書を印刷するとき、領収書は印刷しない
工程と注意書きは、事業所の方がまとめていた手順のテキストを元にしました。
同じ書類は、どの段階でも同じ色で出す
1つの書類は、いくつもの段階に出てきます。
たとえば明細書は、明細の作成・印刷・金額の照合・保護者への請求で、繰り返し使います。
そこで、同じ書類は全部の段階で、同じ色・同じ記号・太字で表示しました。
いま手に取る書類が、文字を読む前に色で分かります。
期限は、画面の上にいつも出しておく
3日・4日・5日の期限は、画面の上部にいつも表示し、残りの日数を大きく出しています。
上限額管理結果票のFAXは、ほかの段階の進み具合に関係なく、5日までに送るものです。
順番どおりに進めている途中でも、期限の近い作業を見落とさないようにしました。
兄弟の利用と差し戻しは、要るときだけ手順を開く
兄弟で利用しているお子さんは、利用者負担の上限の管理に、8つの手順が要ります。
この手順は、兄弟の設定をしたお子さんの所でだけ開くようにしました。
ほかのお子さんの明細は、いつもの手順だけで済みます。
差し戻しが来たときは、最初に対象のお子さんを選びます。
次に「実績の修正が要るか」「明細の金額が変わったか」の2つに、はい・いいえで答えます。
答えに応じて、直す書類の項目だけが開きます。
実績の修正が要らなければ、修正した書類を印刷するだけで終わります。
途中で手を止めても、続きから始められる
チェックの状態は、端末の中とGoogleスプレッドシートに自動で保存されます。
開き直すと、最後に「作業中」にした項目まで、画面が自動で移ります。
スマホでもPCでも使え、スプレッドシートから読み込めば、別の端末でも続きができます。
つまずき:入力のたびに保存していた
最初の版では、お子さんの名前を入れる欄で、1文字打つたびにスプレッドシートへ保存していました。
これでは、保存の回数が多すぎます。
そこで、入力を終えたときにだけ保存するように直しました。
始めるなら、毎月の手順を書き出すところから
このチェックリストの元は、事業所の方が書いていた手順のテキストでした。
まずは、毎月の請求の手順を、書類の名前と期限が分かる形で書き出してみてください。
書き出した手順があれば、私たちはそれを元に、事業所に合わせたチェックリストを作れます。
毎月の請求で、どこまで済んだかを思い出す時間があるなら。
請求の手順をチェックリストにしたいときは、お問い合わせからご相談ください。
