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Blog — 2026.10.26

アプリへの要望を、4つの種類と6つの状態で受ける窓口

業務アプリを使う方の「ここが使いにくい」を、種類・急ぎ・状態で受け付ける窓口を、アプリの横に置いた事例です。太陽光・蓄電池の施工会社の施工管理アプリのために作った窓口の中身と、写真付きの投稿が送れなかったつまずきを紹介します。

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太陽光・蓄電池の施工会社で、私たちが作った施工管理アプリが動いています。
使う方から届く要望や不具合を受けるために、アプリとは別に、投稿の窓口を1つ作りました。
届いた声は、種類・急ぎ・状態をそろえて1つの一覧に並びます。

投稿できるのは、社内の方と、施工店・販売店の方です

アプリを使うのは、施工会社の社員だけではありません。
取引のある施工店や販売店の方も使います。
そこで窓口には、立場を「社長」「専務」「事務」「現場」「施工店」「販売店」の6つから選ぶ欄を設けました。

名前は、立場ごとの名簿からプルダウンで選びます。
手で打つ欄にすると、同じ人の名前が何通りにも書かれてしまうためです。
名簿にない名前では送れないようにしました。

投稿は、4つの種類と3つの急ぎから選びます

種類は「エラー」「ご希望」「質問」「その他」の4つです。
急ぎは「お急ぎ」「ふつう」「お手すきで」の3つから選びます。
どの画面のことか分かるよう、画面のURLと機能の名前を書く欄もあります。

写真は、1回の投稿に8枚まで付けられます。
画面の様子は、文で説明するより写真のほうが早く伝わります。
新しい投稿が届くと、担当にメールで知らせが届きます。

状態は6つに分け、変えられるのは担当だけにしました

状態は「未対応」「要確認」「対応中」「対応済(反映待ち)」「対応済」「対応不要」の6つです。
一覧は、状態ごと・種類ごとに絞り込めます。

状態とメモを書き換えられるのは、合言葉を知っている担当だけです。
投稿した方は、自分の要望がいまどの状態かを、一覧で確かめられます。
状態を「対応済」などにすると、対応した日が自動で入ります。

記録の置き場は、もともとあった報告の表にしました

施工会社には、問い合わせの対応を月ごとにまとめる報告の表が、もともとありました。
窓口の記録は、この表に専用のシートを2枚足して置いています。
既にあるシートには、手を付けていません。

種類と状態の言葉も、その報告の表に合わせました。
あとで月ごとの報告にまとめるとき、言葉を読み替えずに済むようにするためです。

届いた声には、理由まで書かれていました

事務の方から、検索窓に直近の検索を10件ほど出してほしい、という要望が届きました。
急ぎは「お手すきで」でした。
電話の対応で別の画面に移ると、もう一度検索し直すことになる、という理由も添えられていました。

要望と一緒に理由が届くと、どこまで作ればよいかを決めやすくなります。
窓口に「機能」と「画面のURL」の欄を設けたのも、話を具体的にするためです。

つまずき:写真を付けた投稿が、送れていませんでした

先方が使い始めたあと、写真を付けた投稿が「送信に失敗しました」となることが分かりました。
原因は、写真を保存する仕組みに必要な権限が足りていないことでした。

権限を足すと、持ち主が承認し直すまで窓口全体が止まります。
先方は使っている最中だったので、権限は足さずに、写真の保存のしかたを変えて直しました。
あわせて、本文を先に保存し、写真はあとから書き足す順番にしました。
写真が送れなかったときも、本文は消えずに残ります。

もう1つ、直したのに状態が「未対応」のまま残っていた投稿が2件ありました。
担当が状態を書き換える手間も、窓口の運用の一部だと気づかされました。

要望の窓口は、アプリと一緒に用意する

業務アプリは、使い始めてからのほうが直したい所が見つかります。
声を受ける窓口を先に置いておけば、要望が口頭や個別の連絡に散らばりません。

アプリへの「使いにくい」を、聞いた人しか覚えていないなら。
現場に伺って作り、使いながら直していく進め方は、FDE(現場に伺うアプリ開発)のページで紹介しています。

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