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名古屋で技術顧問(外部CTO)を探している、社内にCTOがいない会社の方に向けた記事です。
契約の前に「任せる範囲」「確かめる節目」「会い方と記録」の3つを決めておくと、顧問に頼んだ判断が形になりやすくなります。
Wy-atが顧問先で実際に使っている進め方も、あわせて紹介します。
技術顧問に頼めるのは、技術の「判断」です
技術顧問は、社外の専門家が、契約にもとづいてCTOの役割の一部を担う形です。
CTOは、会社の技術面の責任者のことです。
頼めることの中心は、作業そのものより、技術の判断です。
たとえば、次のような判断を任せられます。
- システム開発の見積りが妥当かどうか
- どのベンダー(システムを作る会社)に頼むか
- エンジニアを採用するとき、何を見て選ぶか
- 古くなったシステムを、どこから見直すか
社内に判断できる人がいないと、ベンダーの提案をそのまま受け入れるしかなくなります。
技術顧問は、その判断を経営の立場から一緒に考える役です。
決めること1:どこまでを任せ、どこからを会社が決めるか
最初に決めるのは、顧問に任せる判断の範囲です。
範囲があいまいだと、顧問は口を出しにくく、会社は「任せたはず」と待つ形になりがちです。
私たちは、仕事を頼むときに2つを分けて書き出します。
1つは、会社として変えられない条件です。
目的・予算・使う道具など、必ず守ってほしいことを先に決めます。
もう1つは、任せる側の裁量です。
進め方や細かな作り方は、専門家の判断に任せます。
この線引きを最初に文字にしておくと、途中で「そこは聞いていない」が起きにくくなります。
決めること2:進み具合を、どの節目で確かめるか
次に決めるのは、途中で確かめる節目です。
最後にまとめて見ると、向きがずれていても直す時間が残らないためです。
私たちは、1つの仕事に3つの節目を置いています。
- 方向性の合意:進み具合が2〜3割のところで、骨組みだけを見せて向きを合わせる
- 中間の確認:7〜8割のところで、中身と表現を細かく確かめる
- 最終の確認:直した所が反映されているかを確かめる。ここでは大きな作り直しをしない
いちばん大事なのは、中間の確認です。
ここで意図とのずれを直しておけば、最後の確認は短く済みます。
決めること3:いつ会い、何を記録に残すか
3つ目は、会い方と記録の残し方です。
打ち合わせの回数や、訪問するかどうかは、会社の状況で変わります。
大事なのは、話したことと決めたことを、あとから見返せる形で残すことです。
私たちは顧問先ごとに、取り組む項目・確認のチェックリスト・訪問の記録・お願いしたタスクを、1つの画面にまとめて管理しています。
毎朝、リマインドのメールが届く仕組みにしています。
訪問した日には、その日の活動の報告書を作ります。
つまずき:項目を細かく分けすぎた
管理を始めたころ、取り組む項目を細かく分けすぎました。
一緒に進められる項目や、どうしても一緒に動く項目まで、別々に管理していました。
いまは、まとまって動く項目を1つにまとめる形に見直しています。
項目は、細かく分けるほど追いやすくなるわけではありません。
一緒に動くものは1つにまとめたほうが、進み具合を確かめやすくなります。
顧問を選ぶときは、「作れるか」も見ておく
技術顧問の役目は判断ですが、決めたことを形にする段階で止まる会社もあります。
そこで、必要なら小さな仕組みを自分で作れる相手かどうかも、選ぶときの材料になります。
私たちは、太陽光・蓄電池の施工会社に技術顧問として関わりながら、案件・日報・請求をまとめる施工管理アプリも作りました。
判断から仕組みづくりまでを、同じ相手に相談できる形です。
まずは、いま判断に迷っている案件を1つ挙げる
技術顧問を頼むかどうか迷うときは、いま判断に迷っている案件を1つ挙げてみてください。
その案件で、何を任せたいか、どの節目で確かめたいかを書き出すと、顧問に求めることがはっきりします。
ベンダーの見積りを、比べる相手がいないまま決めようとしているなら。
技術顧問の内容は、外部CTO・技術顧問のページにまとめています。
