本文へスキップ

Blog — 2026.10.15

記事を足すたびの作り直しをやめた|スプレッドシートで更新する自社サイト

当社のサイトは、お知らせ・ブログ・導入実績の中身を Google スプレッドシートに置いています。管理画面で保存すれば、サイトを作り直さずにすぐ公開されます。小さな会社がこの形を選ぶときの仕組みと、作るときに気をつけた点を、自社の例で紹介します。

ブログ

サイトを作った当初、当社のお知らせは、サイトのプログラムの中に直接書いていました。
お知らせを1本足すにも、プログラムを書き換えて、本番のサイトに出し直す(デプロイする)必要がありました。
いまは中身をスプレッドシートに移し、管理画面で保存するだけで記事が出ます。

最初の希望は「毎回デプロイせずに更新したい」でした

サイトを作る前の聞き取りで、代表から次の希望が出ました。
ブログ・導入実績・お客様の声は「管理画面を作って毎回デプロイせず更新できる」状態にしたい。
中身の置き場所について聞くと、答えは「スプレッドシート(Google Sheets)がよい」でした。

そこで、サイトの中身を置く専用のスプレッドシートを1つ作りました。
シートは、お知らせ・ブログ・導入実績・お客様の声・研修コース・会社情報などに分けています。
1行が記事1本です。

保存すれば、すぐサイトに出ます

記事は、サイトの管理画面で書いて保存します。
保存した中身はスプレッドシートに入り、公開ページにすぐ出ます。
デプロイはしません。

記事の状態は「公開」と「下書き」の2つだけです。
公開をやめたいときは「下書き」に戻せば、公開ページから消えます。

スプレッドシートを直接直すこともできます。
その場合は、5分以内にサイトへ出ます。
すぐ出したいときは、管理画面の「今すぐ反映する」を押します。

サイトは、スプレッドシートを毎回は読みに行きません

Google スプレッドシートには、読み取りの回数に上限があります。
訪問のたびに読みに行くと、上限に当たるおそれがあります。

そこで公開ページは、一度読んだ中身を5分間とっておき、その間は読み直さない作りにしました。
スプレッドシートとの出入りは、GAS(スプレッドシートに付けられる Google の小さなプログラム)に任せています。
読み取りは1回に1〜2秒かかるので、1回の読み取りで公開中の中身を全部取ります。

載せてはいけない言い方は、保存の時点で止めます

スプレッドシートは手軽な反面、何でも書けてしまいます。
そこで管理画面からの保存には、入力のチェックを付けました。

  • 字数の上限(題名100字・本文20,000字など)を超えると保存できない
  • 助成金について、誤解を招くとして決めた言い方を含む文は保存できない
  • 導入実績は「書いたことは事実で、掲載の許可をもらった」にチェックがないと公開できない
  • 会社名は「会社名を出してよい」にチェックがあるときだけ公開ページに出る

サイトに出してよい情報の決まりを、人の注意だけに頼らないためです。

つまずき:チェックボックスで、空の行が999行に見えた

作っている途中で、スプレッドシートらしいつまずきがありました。
「はい・いいえ」の列にチェックボックスを付けたところ、空の行まで「いいえ」の値を持ちました。
その結果、中身のない999行が、中身のある行として読まれました。

この列はチェックボックスをやめ、ふつうの値で持つように直しました。
見た目の便利さと、プログラムからの読みやすさがぶつかる場面でした。

もう1つのつまずき:最初に作った管理画面は、別のものでした

管理画面を頼まれたとき、私たちは何を管理したいかを聞きました。
ところが選択肢に、問い合わせの管理(お客様の会社や商談の記録)しか出しませんでした。
そのため最初にできたのは、問い合わせを管理する画面だけでした。

代表から、本来ほしかったのはお知らせ・会社情報・価格を直せる画面だと指摘を受けました。
最初の聞き取りの「毎回デプロイせず更新したい」と、結びつけていなかったのです。
いまは、問い合わせの管理とサイトの更新を、同じ管理画面に並べています。

小さな会社なら、まずスプレッドシートで足ります

当社のサイトは、お知らせ・ブログ・導入実績・お客様の声・会社情報を、この形で更新しています。
専用の記事管理の仕組みを入れなくても、表で中身を持てば、作り直しなしで記事を足せます。

お知らせ1行のために、毎回だれかに頼んでいるなら。
自社に合う形を一緒に考えたいときは、お問い合わせからご相談ください。

Contact

まずはご相談ください

課題が固まっていなくても構いません。現状をお聞きしたうえで、進め方をご提案します。